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2018年全日本選手権大会速報

2018年1月15日〜21日、「2018年全日本選手権大会」速報!



全日本の速報はもちろん、卓伸クラブ出身(名古屋)の選手を中心に速報をお届けいたします!

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01月20日(土) 9時09分

大会6日目、ダブルスでチャンピオンが誕生

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女子ダブルスで頂点を狙う佐藤/橋本

大会も6日目に突入。会場の2コートのみとなり、本日は女子シングルス準々決勝から始まり、男子シングルス準々決勝、男女ダブルス準決勝と続く。ダブルスは本日決勝まで行われ男女のチャンピオンが誕生する。

本日の組み合わせは以下のとおり。

●女子シングルス準々決勝 10:00〜
平野(JOCエリートアカデミー/大原学園)vs. 松澤(十六銀行)    
永尾(アスモ)vs. 佐藤(ミキハウス)    
伊藤(スターツSC)vs. 石垣(日本生命)   
石川(全農) vs. 森(日本生命)

●男子シングルス準々決勝 12:00〜
水谷(木下グループ) vs. 神(シチズン時計) 
松平(協和発酵キリン) vs. 松平(木下グループ) 
森薗(明治大) vs. 渡辺(明治大) 
大島(木下グループ) vs. 張本(JOCエリートアカデミー)

●女子ダブルス準決勝 14:00〜
早田/伊藤(日本生命/スターツSC) vs. 田代/前田(日本生命)   
佐藤/橋本(ミキハウス) vs. 梅村/塩見(四天王寺高) 

●男子ダブルス準決勝 14:35〜
水谷/大島(木下グループ) vs. 宇田/張本(EA/大原学園・EA) 
上田/吉田(協和発酵キリン) vs. 藤村/吉村(日鉄住金物流/愛知工業大) 


01月19日(金) 18時32分

男子ダブルス、水谷/大島が昨年王者の丹羽/酒井を破る

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昨年度チャンピオンの丹羽/酒井を破った水谷/大島

2年連続の表彰台を決めた昨年2位の藤村/吉村

●男子ダブルス6回戦
水谷/大島(木下グループ) -7、4、-6、3、9 丹羽/酒井(スヴェンソン/明治大)
宇田/張本(EA/大原学園・EA) -6、6、10、8 張/高木和(東京アート) 
上田/吉田(協和発酵キリン) -7、8、9、2 森薗/渡辺(明治大) 
藤村/吉村(日鉄住金物流/愛知工業大) 7、-2、8、8 松平/森本(協和発酵キリン)

男子ダブルスでは水谷/大島がファイトあふれるプレーを披露し、丹羽のフォアフリックと酒井のチキータで台上から攻め込む丹羽/酒井に競り勝った。お互いに試合を重ねるたび、予測の精度が高くなっており、コンビネーションも高まっている。宇田/張本はベテランペアの張/高木和を破り、うれしいメダル確定だ。


01月19日(金) 18時18分

女子ダブルス、佐藤/橋本は4強入り

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初のベスト4入りを決めた佐藤/橋本

三宅/成本は佐藤/橋本のカットに苦戦

●女子ダブルス準々決勝
早田/伊藤(日本生命/スターツSC) 4、5、7 大矢/天野(サンリツ) 
田代/前田(日本生命) 9、-9、8、-7、5 中尾/椛澤(エクセディ)  
佐藤/橋本(ミキハウス) 10、11、7 三宅/成本(中国電力) 
梅村/塩見(四天王寺高) 11、9、-9、9 土田美佳/宋(中国電力)

女子ダブルス準々決勝、世界選手権銅メダルの早田/伊藤は大矢/天野をストレートでくだしベスト4入り。佐藤/橋本のカットペアもストレートで三宅/成本を退け女子ダブルスで初の表彰台を決めた。ダブルスは明日、準決勝と決勝が行われ、チャンピオンが誕生する。


01月19日(金) 17時41分

男子シングルス6回戦、水谷、張本は8入り

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上村をくだして8入りを決めた大島

松平賢二は昨年度敗れた龍崎にリベンジ

岸川は森薗に完敗に終わる

●男子シングルス6回戦
水谷(木下グループ) 8、-3、8、3、8 田添健(専修大)  
神(シチズン時計) 9、-11、5、8、-8、4 藤村(日鉄住金物流)
松平(協和発酵キリン) 6、5、10、7 龍崎(明治大)  
松平(木下グループ) 4、5、8、4 田添響(専修大)
森薗(明治大) 5、8、6、5 岸川(ファースト) 
渡辺(明治大) -9、15、-9、9、-7、11、7 吉田(協和発酵キリン)
大島(木下グループ) 9、-9、7、3、6 上村(早稲田大) 
張本(JOCエリートアカデミー) 10、1、7、5 定松(中央大)

男子シングルス6回戦の結果は上記のとおり。
第1シードの水谷は、田添のフォアのパワードライブに打ち抜かれるシーンもあったが、サービス・レシーブでの優位は揺るがなかった。「サービスが最後までわからなくて、わかっていてもレシーブすることができなかった。サービスに苦しみました。公式戦では初めてで、練習でやっていても試合のサービスは違う。切る切らないじゃなくて、高さも変えてくるし、レシーブが難しかった」(田添)。ランク決定に続いて、対戦相手から「練習と試合では違う」という感想が漏れた水谷。チャンプには、一体いくつの引き出しが隠されているのか?

岸川対森薗戦は、エネルギッシュに動いて連打する森薗が岸川を圧倒。今大会、好調なプレーを見せていた岸川だが、「ほぼリードできる展開がなくて、そのまま試合が進んでいった。作戦どうこうではなく、ラリーで得点できないし、レシーブが浮いてしまったりして常にリードされた」と試合後に語った。


01月19日(金) 16時24分

女子シングルス6回戦、石垣は安藤との接戦を制す

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ラストは積極的に攻撃し勝利をつかんだ石垣

対カットを得意とする安藤だったが、石垣の粘りに屈した

伊藤に敗れた橋本はベスト16止まり

●女子シングルス6回戦
平野(JOCエリートアカデミー/大原学園) 11、-9、9、-8、5、-6、10 芝田(ミキハウス)松澤(十六銀行) 7、12、11、7 森薗(サンリツ)    
永尾(アスモ) 4、-6、8、9、7 大矢(サンリツ) 
佐藤(ミキハウス) 8、10、6、5 前田(日本生命)   
伊藤(スターツSC) 3、5、8、5 橋本(ミキハウス)    
石垣(日本生命) 10、-9、8、-12、-6、9、8 安藤(専修大)
森(日本生命) 6、5、4、7 土井(中国電力)  
石川(全農) 9、11、9、-3、6 早田(日本生命)

女子シングルス6回戦、注目のカードとなった石川vs.早田の一戦は石川が貫禄を見せ4−1で勝利しベスト8入りを決めた。カット打ちの得意な安藤との対戦となった石垣。ゲームカウント2−3と王手をかけられるも、粘ってゲームオールに持ち込んだ。最終ゲームは安藤がつないだボールを積極的に攻め勝利をつかんだ。明日の準々決勝では、6回戦で昨年3位のカットの橋本に完勝した伊藤との対戦となる。


01月19日(金) 15時46分

男女ダブルス5回戦、鈴木/安藤は惜敗

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佐藤/橋本は逆転勝利

早田/伊藤に迫った鈴木/安藤

松山/木造は上田/吉田の社会人ペアに敗れる

●女子ダブルス5回戦
早田/伊藤(日本生命/スターツSC) -8、9、7、-12、7 鈴木/安藤(日立化成/専修大)
大矢/天野(サンリツ) 3、5、6 田中/加藤(早稲田大)
田代/前田(日本生命) 8、4、3 平/牛嶋(日立化成)
中尾/椛澤(エクセディ) -10、5、-9、7、8 政本/朝田(同志社大)
三宅/成本(中国電力) -7、6、-11、7、5 山本/明神(中央大)  
佐藤/橋本(ミキハウス) 4、-9、-9、8、7 中村/三輪(大正大)
梅村/塩見(四天王寺高) 9、9、-5、7 平/松本(サンリツ)  
土田美佳/宋(中国電力) 4、-6、5、7 三條/熊中(青山学院大)  


●男子ダブルス5回戦
丹羽/酒井(スヴェンソン/明治大) 7、10、-4、-9、10 笠原/平野(協和発酵キリン)
水谷/大島(木下グループ) -9、11、13、5 三浦/坪井(筑波大)
宇田/張本(EA/大原学園・EA) -10、4、4、6 稲嶋/千葉(埼玉工業大)
張/高木和(東京アート) 11、-12、8、8 上江洲/松下(愛知工業大)  
上田/吉田(協和発酵キリン) 10、-9、9、9 松山/木造(愛知工業大/愛工大名電高)
森薗/渡辺(明治大) -10、8、−4、7、9 松平/田添健(木下グループ/専修大)
松平/森本(協和発酵キリン) 3、-9、6、-9、8  横山/徳島(原田鋼業)
藤村/吉村(日鉄住金物流/愛知工業大) 8、11、6 神/町(シチズン時計)

男女ダブルス5回戦が終了しベスト8が決定した。昨日、第1シードを破った鈴木/安藤は世界戦銅メダルの早田/伊藤との対戦となった。ゲームオールまで迫ったが勝利まであと一歩及ばず。5回戦敗退となった。
佐藤/橋本のカットペアもゲームをリードされるも最後はきっちり勝利しベスト8入りを果たした。


01月19日(金) 14時30分

男子ランク決定戦、丹羽が敗れる波乱

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初ランク入りした張本

張本に敗れた緒方

吉田に敗れ丹羽ランク入りならず

●男子シングルス5回戦(ランク決定) 
岸川(ファースト) 7、8、-15、-8、-4、6、8 軽部(シチズン時計)
森薗(明治大) 3、6、4、6 坪井(筑波大)  
吉田(協和発酵キリン) 10、-6、10、10、7 丹羽(スヴェンソン) 
渡辺(明治大) 6、-5、3、5、8 山本(リコー) 
上村(早稲田大) 7、5、-3、-7、7、8 上田(協和発酵キリン)
大島(木下グループ) -8、6、-9、5、11、2 吉村(名古屋ダイハツ) 
張本(JOCエリートアカデミー) 9、-9、9、6、8 緒方(早稲田大)     
定松(中央大) 9、7、6、13 徳永(鹿児島相互信用金庫) 

男子シングルスの5回戦が終了、ランカー16名が決定!

吉田に敗れまさかのランク入りを逃した丹羽。「全日本は緊張感があるので、フォアハンドとかの振りがちょっと遅くなった。出足取られたゲームが全部ジュースで、そうなると勝つのが難しい。特に4ゲーム目、10-7でリードしていて、そこから逆転されたのが痛かった。気持ちも落ちてしまった。過去にも全日本で負けているのでやりづらい相手で、世界ランキングも高いので苦しい試合になるのはわかっていた」とコメントを残した。

丹羽の敗戦に続き、波乱は全日本社会人3連覇の上田の敗戦。金星を挙げた上村は「台上では不利なので、サービスはアップ系、レシーブも長くしてラリーにもっていく作戦だった」とコメントした。
「もったいなかった。前半でもっとプレッシャーをかけたかったけど、要所で自分が消極的になってしまって、自分の思うようなプレーができなかった」と試合後の上田。「今年は勝負の年だと思うので、こういうチャンスを活かしたかったけど……勝つのは難しいですね。改めて水谷さんのすごさがわかりました」と言葉を噛みしめた。

岸川対軽部の仙台育英OB対決は、先輩の岸川が競り勝った。「バック対バックの長いラリーになるのはわかっていて、そこで緩急をつけて崩していければと思っていた。3年前のラン決で聖也さんと当たって、そこでも負けていたから今回は勝ちたかった。でも勝てるイメージがなかなか湧いてこなかった」(軽部)。

そして優勝を目指す張本はこれが初ランク。JOCエリートアカデミーの先輩・緒方を破った。緒方は「張本は体格も良くなっているし、パワーがついている。後陣からのラリーも強くなっていると感じました」と後輩の成長を語った。また、明治大の渡辺がリコーの山本とのラリー戦を制し、初ランクに入った。


01月19日(金) 13時55分

男子ランク決定戦、田添兄弟が初ランク

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笠原との大接戦を制した田添健汰

松山はランク入りならず

●男子シングルス5回戦(ランク決定)
水谷(木下グループ) 3、5、8、-8、6 松下(日鉄住金物流)
田添健(専修大) -7、6、5、-12、10、-12、8 笠原(協和発酵キリン)
藤村(日鉄住金物流) 10、4、9、8 松山(愛知工業大) 
神(シチズン時計) 3、7、6、4 戸上(野田学園高)
龍崎(明治大) 10、11、9、6 高見(愛工大名電高)
松平(協和発酵キリン) 8、7、6、-9、-9、-10、4 及川(専修大) 
松平(木下グループ) 10、7、8、-7、8 御内(シチズン時計) 
田添響(専修大) -8、13、5、8、6 平野(協和発酵キリン)  

田添健汰・響兄弟がそろって初のランク入りを果たした。
兄・健汰はゲームオールの末に笠原をくだし勝利。弟・響は昨年3位の平野に勝利しランク入りを決めた。

田添響に敗れた平野のコメント:
「2ゲーム目、8-4から挽回されたのが敗因。最初から攻めていたけれど、後半は打たされる展開になってしまった。前回ベスト4だけど、全体のレベルも上がっていて、ランクに入るのも大変。実力不足ですね」

松山は大学の先輩・藤村に1ゲームも奪えず、ランク入りを逃した。


01月19日(金) 13時22分

王者・水谷隼、危なげない試合で松下海輝を下す

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松下に勝利した水谷

水谷に完敗で5回戦敗退となった松下

●男子シングルス5回戦
水谷隼(木下グループ) 3、5、8、-8、6 松下海輝(日鉄住金物流)

 王者水谷のシングルス。12月上旬、マレーシアの地ではニッタクボール(大会公式球)への不安を口にしていたが、日本へ帰国後、練習をやり込み、すっかり慣れた様子の水谷。隙のない試合ぶりを見せ、3-0とゲームをリードした。
 4ゲーム目は松下が4-0、5-1でリード。6-7、8-9と水谷が追いかけるが、松下のネットインが入り8-10、結局11-8で松下が1ゲームを奪った。
 5ゲーム目、出足で競る。5-5から8-6水谷リードで、松下がタイムアウト。そこから2本連続、水谷のストップレシーブに松下がミス。結局、11-6で水谷が取り、危なげなく 初戦を突破した。

ちなみに、今回の水谷のベンチコーチは、都内で卓球場「クニヒロ卓球」を経営する国広哲弥社長。試合後、「おれ、ティッシュ渡してるだけですから」と笑った。

★敗れた松下のコメント。
「サービスに対応できなくて0-3になって、3ゲーム目の後半にやっとついていけると思ったら違うサービスを出されたりと、引き出しの多さにやられました。大学の先輩なので練習をやったことは多いけど、練習と試合では水谷さんは全く違う」


01月19日(金) 12時24分

女子ランク決定戦、石垣、安藤が16強入り

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ゲームオールの接戦を粘り抜いた石垣

安藤はバック表対決に勝利

●女子シングルス5回戦(ランク決定戦)   
橋本(ミキハウス) 6、3、-14、9、-5、6 山本(中央大)
伊藤(スターツSC) 2、4、-7、9、5 平(日立化成) 
安藤(専修大) -9、8、5、6、4 成本(中国電力)  
石垣(日本生命) -6、2、-10、7、9、-10、9 平(サンリツ) 
土井(中国電力) -6、4、9、7、8 木原(JOCエリートアカデミー) 
森(日本生命) 10、3、9、9 小道野(アスモ)
早田(日本生命) -8、7、9、-9、5、6 加藤杏(十六銀行)    
石川(全農) 7、7、7、4 松平(ミキハウス)

 女子シングルス5回戦の後半8試合が終了。石川、伊藤は順当に勝利。早田はバック表の加藤杏華に苦戦するも4-2でくだしランク入りを決めた。
 カットの石垣は平(サンリツ)とのゲームオールの接戦を制し6回戦へ。安藤は成本とのバック表対決に勝利。「バックバックでコースをずらすことに集中しすぎて、フォアストレートにつなげられなかった」(成本)

本日15時からの女子シングルス6回戦では石垣vs安藤のカードとなる。


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