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2018年全日本選手権大会速報

2018年1月15日〜21日、「2018年全日本選手権大会」速報!



全日本の速報はもちろん、卓伸クラブ出身(名古屋)の選手を中心に速報をお届けいたします!

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01月21日(日) 21時55分

平成29年度全日本選手権メダリスト

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平成29年度全日本卓球選手権・最終結果

★男子シングルス
優勝:張本智和(JOCエリートアカデミー)
2位:水谷隼(木下グループ)
3位:森薗政崇(明治大)
3位:松平健太(木下グループ)

☆女子シングルス
優勝:伊藤美誠(スターツSC)
2位:平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園)
3位:石川佳純(全農)
3位:永尾尭子(アスモ)

★男子ダブルス
優勝:水谷隼/大島祐哉(木下グループ)
2位:上田仁/吉田雅己(協和発酵キリン)
3位:宇田幸矢/張本智和(JOCエリートアカデミー/大原学園・JOCエリートアカデミー)
3位:藤村友也/吉村和弘(日鉄住金物流/愛知工業大)

☆女子ダブルス
優勝:早田ひな/伊藤美誠(日本生命/スターツSC)
2位:梅村優香/塩見真希(四天王寺高)
3位:田代早紀/前田美優(日本生命)
3位:佐藤瞳/橋本帆乃香(ミキハウス)

★混合ダブルス
優勝:森薗政崇/伊藤美誠(明治大/スターツSC)
2位:軽部隆介/松本優希(シチズン時計/サンリツ)
3位:大島祐哉/早田ひな(木下グループ/日本生命)
3位:吉村真晴/石川佳純(名古屋ダイハツ/全農)

★ジュニア男子シングルス
優勝:張本智和(JOCエリートアカデミー)
2位:宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)
3位:戸上隼輔(野田学園高)
3位:金光宏暢(大原学園高)

☆ジュニア女子シングルス
優勝:長崎美柚(JOCエリートアカデミー)
2位:塩見真希(四天王寺高)
3位:大藤沙月(ミキハウスJSC)
3位:木原美悠(JOCエリートアカデミー)

これで全日本選手権の速報を終わります。


01月21日(日) 19時17分

優勝の張本「お父さんはこの瞬間を待っててくれた」

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表彰式後の張本の会見でのコメント。
興奮することもなく、記者の質問に淡々と答えている。
4種目を戦い抜いた張本は、さすがに疲れた様子だった。

「一番の目標だった一般シングルスで優勝できてうれしいです。水谷さんに対しては、前回勝った世界選手権のように攻めて攻めて行こうと思っていたので勝ててうれしい。
1ゲーム目をギリギリで取れたのが良かったです。水谷さんは簡単には勝たせてくれないし、3ー1とリードしてから取られた。水谷さんは今でも尊敬する選手です。
お父さんには一番感謝してます。去年の全日本で負けてからもずっとコーチをしてくれていたし、この瞬間を待っててくれた。
自分が良い時でも悪い時でもやさしく接してくれて、3−1、3−2になった時も焦らずに今までのプレーをすれば絶対勝てると言ってくれました。

プレーはできるだけ前陣でドライブやカウンターで押して、もしそこで負けて下がっても五分五分になるラリーもできるようにしてきました。

でも一番の得意技術のバックハンドは全体的に良かった。自分でも信じられないくらい決まったものもありました。バックハンドが良いところに入ったから、水谷さんもプレッシャーを感じてくれたと思います」(張本)


01月21日(日) 17時01分

張本智和、14歳の新チャンピオン誕生

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●男子シングルス決勝
張本智和(JOCエリートアカデミー) 9、5、-8、2、-6、5 水谷(木下グループ)

初優勝を狙う張本と10度目の優勝を目指す水谷の対決となった男子決勝を制したのは14歳の張本。王者・水谷を4-2で破り全日本史上初となる最年少優勝を果たした。

出足から水谷を攻め立て、第1・第2ゲームを連取した張本。第3ゲームは張本リードの5-8から水谷が6ポイント連取し1ゲームを奪い返す。第4ゲームはまた流れが張本に向き、11-2と水谷をシャットアウト。張本がゲームカウント3-1と優勝に王手をかける。
後がなくなった水谷だったが、第5ゲームは7-1と大きくリード広げ張本を追いつめ11-6で第6ゲームは水谷へ。第7ゲームで勝負を決めたい張本とそうはさせじと粘る水谷。しかし、張本の勢いは止められず、3-3から張本が6点連取して9-3とする。10-4でマッチポイントを奪った張本。水谷に1点を返されるも11-5でゲームオーバー。張本が水谷を破り男子シングルスの頂点に立った。

★張本智和の優勝会見
「今まで優勝をやってきた中で一番最高の瞬間です。世界選手権の後、2回目の対戦で、決勝の舞台では相手のほうが経験値は上なんですけど、思い切って攻めて勝つことができて本当にうれしいです。準決勝までは全然消極的だったんですけど、決勝は失うものがないので思い切りいきました。今まで卓球をやってきた中で、1、2番を争う良いプレーでした。

水谷さんは逆転されてもおかしくない相手だったので、気を引き締めてやりました。実力がついてきた実感はあるので、毎試合メンタルには気をつけていた。
全日本の決勝は初めての舞台なので緊張しましたけど、声を出して緊張はだんだん少なくなってきました。この一戦で燃え尽きていいというプレーをしたかった。

(2020年に向けて)ここで優勝できたので、もっともっと成長のスピードは速くなると思う。あと2年くらいしかないですけど、海外の選手にももっと勝てるようになって、2年後またここに戻ってきて、金メダルをふたつ取れるように頑張ります」


01月21日(日)

初の決勝で躍動、全日本女王は伊藤美誠!!

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●女子シングルス決勝
伊藤美誠(スターツSC) 7、9、2、−5、6 平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園)

平野美宇とのライバル対決を制し、伊藤美誠が初の全日本決勝で初優勝!

第1ゲーム、平野が7-5とするも次のサービスをミス。そこから伊藤に流れが移り、伊藤が6点連取で第1ゲームを先取した。第2ゲーム、伊藤が4点連取するも平野も4点を連取し4-4に追いつく。伊藤リードの8-5から平野が3点連取で8-8に追いつくも、ハイレベルなラリーを制した伊藤が11-9とし2ゲームを連取する。第3ゲーム、伊藤が3-0とした時点で流れを変えたい平野ベンチがタイムアウト。タイムアウト後も流れは変わらず、伊藤の攻撃が続き、11-2で第3ゲームも連取し、優勝に王手をかけた。

後がなくなった平野が第5ゲームを5点で奪い返すも、第6ゲームで決着をつけたい伊藤が4-3から5点連取で9-3とする。9-4、10-4、10-6から伊藤のバックドライブが決まり、ゲームオーバー。女子シングルスで新チャンピオンが誕生した。

伊藤の優勝インタビューでのコメント:
「3冠がかかった試合だったけど、思いっきりできたのがよかった。おととし4-0で負けた相手だったので、全日本の借りはここでしか返せないと思ってがんばりました。今年はなんとしてでも優勝したいという思いのぞんだ大会でした。優勝目指してやってきたのですが、去年の失敗を繰り返さないように1戦1戦やるようにしました。バックドライブが効いて、ほぼ相手に点数をとられなかった。7000人の観客のみなさんに見てもらえて、とても幸せです」


01月21日(日) 14時07分

張本智和、決勝へ駆け上がる。水谷と激突だ!!

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森薗を撃破し決勝進出を決めた張本

森薗は1ゲームも奪えず

●男子シングルス準決勝
張本智和(JOCエリートアカデミー) 7、8、8、8 森薗政崇(明治大)

張本智和、水谷に負けじと、森薗を4−0のストレートで撃破!
ついに決勝へと駆け上がった!!

1ゲーム目、張本のチキータを警戒する森薗に対し、ストップとツッツキをうまく使った張本。1ゲーム目を奪うと、2ゲーム目以降もチキータにストップ・ツッツキをうまく混ぜて森薗の3球目攻撃を封じる。そして攻撃では、やはりバックハンドの技術力が圧倒的だった。クロスへの快速バックドライブに、非常に打球点の早いストレートへのプッシュ、さらに強打を何本でも跳ね返すブロックで森薗を攻略した。森薗もチキータを封じる低くすべるようなサービスを使い、勝負所ではフォアフリックで台上から勝負したが、中盤で許したリードを挽回しきれない。

張本が3−0とリードした4ゲーム目も、張本は5−2、6−4とリード。やや勝利を意識したか、サービスミスなどが出て9−8となるが、10−8でマッチポイントを握ると、バックストレートに強烈な3球目バックドライブを突き刺した!
バックハンドの強さだけでなく、サービス・レシーブからラリー展開まで、そのバックハンドを生かすシステムを確立しつつある張本。恐るべき強さ。決勝では絶対王者・水谷との一大決戦だ!

森薗のコメント:
「張本はストップのタイミングが他の人より遅いのに、ピタッと止めてくる。遅いから台から下がると短く止まってきて、それで先手を取れなかった。今大会は4強までいけたけど、格上に勝っていない4強。ぼくもチキータには自信があるけど、張本くんのように3球目とかラリーでうまく使えない。それはぼくも取り入れていきたい」

張本のコメント
「決勝まで行って水谷さんとやるのが目標だったので、勝てて良かった。準決勝は自分の一番良いプレーではなかったけど、決勝に向けてそこを修正していきたい。今年は全種目で上位にいけた。去年は不本意な成績だったけど、あとひとつ勝って有終の美を飾りたい。前回(世界選手権)では水谷さんに勝つ確率は5%と言ったんですけど、今は50%対50%だと思うし、自分のパフォーマンスを出したほうが勝つと思う」


01月21日(日) 13時06分

水谷完勝、12年連続の決勝進出

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健太を完封した水谷

水谷にストレートで敗れた松平健太

●男子シングルス準決勝
水谷(木下グループ) 5、8、8、10 松平(木下グループ)

男子シングルス決勝の切符、1枚目はやはり水谷隼!

 1ゲーム目、出足の探り合いで4-4から、一気に水谷が10-4まで離し、11-5で水谷が取る。健太に打たせて、それを狙う水谷にミスがない。
 2ゲーム目、水谷がリードのまま、8-6。8-7から水谷の3球目バックドライブで9-7。最後も健太のドライブを狙い打ち、水谷が11-8でゲームを連取。

 3ゲーム目、4-2で健太がリード、5-3、8-4から8-7になったところで健太ベンチの坂本竜介コーチがタイムアウト。次を水谷が取り、8-8に追いついた。ここで回り込んでフォアドライブ、9-8とひっくり返し、11-8で逆転。水谷は4-8からの7本連取で決勝進出に王手をかけた。
 4ゲーム目、7-5と健太がリードするも水谷が8-7と逆転。8-8、9-9、ここで水谷が3球目バックドライブを決め10-9でマッチポイントを取るも10-10。最後はブロックでしのぎ、12-10で水谷がストレートで勝利した。
 これで水谷は12年連続決勝進出を決めた。

★水谷のコメント
「3ゲーム目が勝負でした。4-8から逆転して取れたのが大きかった。あの時は1本1本集中するだけでした。台から下げられるとパワーのあるボールを打たれてしまうので、できるだけ前でブロックとカウンターで積極的に攻めました。決勝は自分のステージなので、最高のパフォーマンスを発揮したい」

★敗れた松平のコメント
「攻めていたんだけど、連続攻撃をさせてもらえなかった。良い打球点で連続攻撃できていたら変わっていたかもしれない。水谷さんは両ハンドが強いので、ミドルを中心に攻めました。サービス・レシーブも水谷さんはうまいけど、そこを崩さないと勝てないので、意識しながら試合はしていました。
 同じ木下グループなので、年始から2週間ずっと練習はやっていました今日はプレーする位置がよくなかった。水谷さんがいくらでも返してくる位置だったので、もっと前でプレーしないと勝てない。改めてどの位置でプレーするかが大事だと感じました」


01月21日(日) 12時26分

「死ぬ気でがんばった」平野が3年連続の決勝進出

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2連覇へ向け王手をかけた平野

平野にフルゲームジュースと迫った永尾

●女子シングルス準決勝
平野(JOCエリートアカデミー/大原学園) -9、5、2、-9、-11、5、10 永尾(アスモ)

女子準決勝の2試合目は2連覇を狙う平野と、長身をいかしたパワードライブが持ち味の左腕の永尾との対戦。
平野は第1ゲームを永尾に奪われるも、第2、第3ゲームを奪い2-1とリード。第4ゲームも快調に飛ばし、9-5とリードを奪うも、永尾がジリジリと得点を重ね9−7となったところで、平野ベンチがタイムアウト。タイムアウト後も永尾の勢いが止まらず7点連取で永尾が第4ゲームを奪い返しゲームカウント2-2とする。

永尾のサービスに対し平野のレシーブが浮き、永尾に強打をあびる場面もみられた第5ゲーム。永尾が10-9、12-11とゲームポイントを奪い、最後は13-11で永尾がゲームカウント3-2とする。

後がなくなった平野は第6ゲーム、勢いある攻めで永尾を攻め立て5点で奪い、勝負は最終ゲームへ。
最終の第7ゲームは平野が5-2とリードを広げたところで永尾ベンチがタイムアウト。タイムアウト後、平野がサービスエースで6-2とするも、永尾が2点を奪う。永尾の威力のあるバックドライブに平野のブロックがオーバーとなる。 平野リードで8-4となるも、永尾が3点連取し8-7とする。平野がアップサービスでサービスエースを取ると、永尾もフォアとバックのドライブをストレートに決め2点を返し9-9とする。平野が10-9とマッチポイントを握るも永尾が追いつくと手に汗握る展開となったが、最後は11-10から永尾のバックに出したサービスでエースを奪い平野が3年連続の決勝進出を決めた。

「またフルゲームになったけど勝つことが出来て良かったです。これで負けたら終わりなので、死ぬ気でがんばりました。最後はジュースで勝ててよかった」(平野)

敗れた永尾のコメント:「格上の相手だし、全日本の本戦で当たるのは初めてで緊張しました。正直、ここまで競れるとは思っていなかったので、善戦できて自信になった。でも、あそこまでいったら勝ちたかった。3−2でリードしていたし、勝てる試合だったので今はすごく悔しいです。
 昨日、今日と早いピッチのラリーでの対策はしていたけど、やっぱりラリーになるとミスが多かった。ラリーになると不利なので、最初の1球、2球で攻めることと、平野さんはバックの打球点が早いので、フォアを攻めることを意識していました。サービスはミドルに出すと自分のパターンになっていたので、徹底してそこを突きましたが、最後は少し長くなった。
 今大会は、大会の中で成長していくことができたので、今後の自信にしていきたいです」


01月21日(日) 10時50分

伊藤が石川を破り3冠に王手

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石川を破り決勝進出を決めた伊藤

混合ダブルス、女子ダブルスに続き3冠に王手

伊藤美誠が石川を破り混合ダブルス、女子ダブルスに続く3冠に王手をかけた。

世界ランキング4位の石川佳純と5位の伊藤美誠のハイレベルな戦いとなった女子シングルス準決勝。第1ゲーム、3点連取しスタートダッシュを決めた石川。石川の9−7から伊藤が2本レシーブミスで第1ゲームを石川が奪う。第2ゲームは逆に伊藤がリードを広げ7点で奪取。第3ゲームも終始伊藤がリードを保ち伊藤がとる。

第4ゲームは石川が6-3とリードを広げるも、伊藤の強打が炸裂。ラリーでも石川のフォアを抜く強打で8点連取し第4ゲームも伊藤が奪い勝利まであと1ゲームと迫った。第5ゲームに入っても伊藤の勢いは止まらず、石川に2-5とリードを許すも5-5に追いつき、8−6と逆にリードを広げたところで石川ベンチがタイムアウト。タイムアウト後も伊藤が1点を奪い9-6とするも石川が2点を返したところで今度は伊藤ベンチがタイムアウト。そこから伊藤が2点を連取し11−8で勝利。伊藤が石川に4−1で勝利し決勝進出を決めた。


★伊藤コメント
「石川選手に勝てたことは本当にうれしいです。石川選手とは何度か対戦していて、お互いに知っていて、一発目から長いサービスだったりすごく攻められたが、最後で粘りきることができた。ミックス、女子ダブルス、シングルスといい調子で来ているので、『三冠、三冠』と考えすぎないように決勝は自分のプレーができたらいいかなと思います」

★石川のコメント
「1ゲーム目を簡単に取ったことで、逆に2ゲーム目以降、『入れ』にいってしまった。弱気の虫がでてきて、守りになってしまったのが敗因。相手のミス待ちでは待てない、今日はとても勉強になりました。今回は準決勝がもっとも重要な試合になるのはわかっていて、それなのに1ゲーム目を簡単に取れたことで入れにいってしまった。4ゲーム目の5-2から挽回されて、焦ってしまった。弱気になったら絶対勝てない。もっと強くならなくてはいけない」


01月21日(日) 9時01分

大会最終日、張本vs.水谷の決勝なるか? 平野も2連覇を狙う

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2連覇を狙う平野。昨日の会見より。

会場の裏まで続く、観客の長蛇の列

大会も最終日を迎え、本日は男女シングルス王者の決定を残すのみとなった。
本日は1台進行となり、男女シングルスの準決勝、決勝の6試合が行われる。
朝一番の試合は伊藤 vs. 石川。昨年のワールドツアーでは2度対戦し、1勝1敗の両者。どちらが決勝へ進むのか、楽しみなカードだ。もうひとつの準決勝は昨年優勝の平野と昨日、カットの佐藤を逆転で破った左腕の永尾。準々決勝、準決勝と苦しい戦いが続く平野。2連覇を目指し準決勝をどう乗り越えるか?

12時からの男子シングルスは水谷 vs. 松平のカードから始まり、森薗 vs. 張本と続く。水谷、松平、張本は準々決勝までの4試合で2ゲーム、森薗は3ゲームしか落としておらず、好調をキープしている4選手。V10を狙う水谷、初優勝を目指す張本、それを松平、森薗が阻止するのか?熱戦が期待される男子準決勝。お楽しみに。               

●女子シングルス準決勝 10:00~
伊藤(スターツSC) vs. 石川(全農)
平野(JOCエリートアカデミー/大原学園)vs. 永尾(アスモ)

●男子シングルス準決勝 12:00~ 
水谷(木下グループ) vs. 松平(木下グループ)
森薗(明治大)vs. 張本(JOCエリートアカデミー)


01月20日(土) 17時39分

男子ダブルスは水谷/大島が優勝。水谷は複7回目のV

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新チャンピオン、水谷/大島

水谷/大島、優勝を決めハイタッチ

準優勝の上田/吉田

●男子ダブルス決勝
水谷隼/大島祐哉(木下グループ) 9、−12、9、4 上田仁/吉田雅己(協和発酵キリン)

男子ダブルス優勝は水谷隼/大島祐哉、初優勝!
1〜2ゲーム目は、水谷/大島が先行し、上田/吉田が粘り強く挽回するという展開。上田/吉田は吉田が快調なプレー。相手ペアの2回のゲームポイントをしのいだ2ゲーム目は、13−12でレシーブから鮮やかなチキータで打ち抜き、ゲームカウント1−1とする。
3ゲーム目も競り合いになったが、水谷/大島が10−9で迎えたゲームポイントで、上田の3球目フォアフリックがオーバーミス。正確で質の高いプレーを身上とする上田の調子が、もうひとつ上がってこない。

4ゲーム目は水谷/大島が3−0、4−1として上田/吉田がタイムアウト。しかし流れは変わらず、水谷/大島が6−3、10−3でチャンピオンシップポイント。10−4で連続パワードライブを打ち込んだ水谷/大島が優勝を決めた。水谷は岸川とのペアで5回、今回決勝で対戦した吉田とのペアで1回、そして大島とのペアでの初優勝で男子複では計7回の優勝。恐るべき記録だ。

★水谷/大島ペアの優勝インタビュー

水谷:今回初めて大島選手と組んだんですけど、初出場・初優勝で最高の気持ちです。練習試合の時から一度も負けたことがなかったので、勝つ自信はありました。

大島:ダブルスで優勝できたことは本当にうれしく思いますし、苦しい試合も水谷さんと乗り越えて優勝できたのですごくうれしいです。水谷さんは勝負所での思い切ったプレーというのがすごく入っていたので、勝負所での強さを感じました。国際大会でのダブルスの活躍というのは森薗くんとのペアで、今回は水谷さんと組めて優勝できたのは大きかったです。

(明日のシングルスに向けての抱負は?)
水谷:今年は非常に良い準備ができたし、コンディションも最高なので、明日は悔いのない試合がしたいです。


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