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2018年全日本選手権大会速報

2018年1月15日〜21日、「2018年全日本選手権大会」速報!



全日本の速報はもちろん、卓伸クラブ出身(名古屋)の選手を中心に速報をお届けいたします!

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01月19日(金) 12時09分

橋本帆乃香、苦しみながらも山本を破り、ランク入り

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山本を破りランク入りした橋本

山本は初ランクならず

●女子シングルス5回戦
橋本帆乃香(ミキハウス) 6、3、-14、9、-5、6 山本笙子(中央大)。

前大会3位のカットの橋本帆乃香(ミキハウス)は、カットの久野(十六銀行)を4回戦で4-2で破った山本笙子(中央大)とランク決定で対戦。
1ゲーム目は橋本が6本で先取。橋本のツッツキの変化と、カットからの攻撃に山本がミスを重ねる。 山本の粘りにミスはないが、決定打に欠けるために橋本の調子がジリジリ上がっていく。2ゲーム目、11-3で橋本が連取。

3ゲーム目、出足で山本が3-1、5-2とリードするも、橋本は反撃して7-5と逆転。それまで打たなかったスマッシュを山本が連発して8-7とひっくり返し、10-7とゲームポイントを奪ったが、橋本が追いつき、ジュース。最後は16-14と山本が粘り倒した。
4ゲーム目、9-9から橋本が2本連取、最後はバックスマッシュでゲームを決めて、3-1で橋本がゲームリード。 5ゲーム目で山本が出足で強打を放ち、いきなり6-0とリード。ここから橋本が反撃するも11-5で山本が取り返した。 6ゲーム目、出足から競り合い、持久戦の様相。6-3橋本リードで山本がタイムアウト。9-6になったところで橋本がタイムアウト。最後は橋本が11-6で逃げ切り、ランク入りを決めた。

★敗れた山本のコメント
「前の試合(久野)もカットマンだったのでカットは苦手じゃない。相手が一枚上だった。1、2ゲーム目は相手の攻撃に苦しんで粘るのが精一杯で、3ゲーム目からドライブの打球点を変えたり、スマッシュを入れたけど、相手のサービスに苦しんだ。入れるのが精一 杯で相手に攻められた。ここまで来たからにはランクに入りたかったけど、また来年頑張ります」


01月19日(金) 11時24分

女子ランク決定戦、平野は順当に勝利

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一番にランク入りを決めた松澤

平田を沈めたカットの佐藤

永尾は2度目のランク入り

●女子シングルス5回戦(ランク決定戦)
平野(JOCエリートアカデミー/大原学園) 10、5、8、2 馬場(アスモ)
芝田(ミキハウス) 6、9、6、-6、-9、6 田代(日本生命)  
森薗(サンリツ) -9、-9、10、7、6、-7、5 笹尾(横浜隼人高)
松澤(十六銀行) 4、12、6、3 奥下(日本大)   
大矢(サンリツ) 6、5、9、-9、4 前瀧(東京富士大)
永尾(アスモ) -4,5、9、5、8 塩見(四天王寺高)  
前田(日本生命) 7、7、-9、-4、9、7 加藤(日本ペイントホールディングス)
佐藤(ミキハウス) 9、10、2、8 平田(アスモ) 

ランク(ベスト16)が決定する女子シングルス5回戦、前半の8試合が行われた。8試合中、一番最初にランク入りを果たしたのが松澤。フォア表の奥下にストレート勝ち。10-3と大きくリードを広げた第4ゲーム、バックからフォア強打をクロスに打ち抜きガッツポーズ。ランク入りを決めた。

「去年初めて対戦し、バックサービスのボールに全然対応出来なくて負けて、今日は少しは対応できたけど、普段やっている学生のボールとは全然違って対応ができなかった」(奥下)

 第1シードの平野は1ゲーム目、馬場に10-9とゲームポイントを奪われるもジュースに持ち込み馬場にゲームを取らせず。3-0となった最終ゲームは大きくリードを広げ11-2でゲームオーバー。順当に6回戦進出を決めた。

強打者・永尾はジュニア準優勝の塩見に1ゲーム先取されるも、その後4ゲームを連取し前年度に続き2度目のランク入りを果たした。敗れた塩見は「3回目の対戦で自分でいくつかやろうとしたパターンがあったが、力が入りすぎたり良い展開にならなかった。サービスが取れなくて対応できなかった」とコメント。

前回3位のカットの佐藤瞳も平田にストレートで勝利し6回戦進出を決めた。


01月19日(金)

大会5日目、シングルスでベスト16が決まる

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石垣は平(サンリツ)とベスト16入りをかけて戦う

昨日、大逆点勝ちをおさめた緒方は張本に挑む

大会第5日目のタイムテーブルは下記のとおり。朝一番から女子シングルス5回戦、男子シングルス5回戦という「ランク(ベスト16)」決定戦が行われる。男女とも注目カードが目白押しだ。男女シングルスは6回戦も行われ、ベスト8が決定する。

10:00〜
●女子シングルス5回戦
平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園) vs. 馬場麻裕(アスモ)
田代早紀(日本生命) vs. 芝田沙季(ミキハウス)
森薗美月(サンリツ) vs. 笹尾明日香(横浜隼人高)
奥下茜里(日本大) vs. 松澤茉里奈(十六銀行)
大矢未早希(サンリツ) vs. 前瀧初音(東京富士大)
塩見真希(四天王寺高) vs. 永尾尭子(アスモ)
前田美優(日本生命) vs. 加藤美優(日本ペイントホールディングス)
平田有貴(アスモ) vs. 佐藤瞳(ミキハウス)
橋本帆乃香(ミキハウス) vs. 山本笙子(中央大)
伊藤美誠(スターツSC) vs. 平真由香(日立化成)
安藤みなみ(専修大) vs. 成本綾海(中国電力)
平侑里香(サンリツ) vs. 石垣優香(日本生命)
木原美悠(JOCエリートアカデミー) vs. 土井みなみ(中国電力)
森さくら(日本生命) vs. 小道野結(アスモ)
加藤杏華(十六銀行) vs. 早田ひな(日本生命)
松平志穂(ミキハウス) vs. 石川佳純(全農)

11:40〜
●男子シングルス5回戦
水谷隼(木下グループ) vs. 松下海輝(日鉄住金物流)
田添健汰(専修大) vs. 笠原弘光(協和発酵キリン)
松山祐季(愛知工業大) vs. 藤村友也(日鉄住金物流)
戸上隼輔(野田学園高) vs. 神巧也(シチズン時計)
龍崎東寅(明治大) vs. 高見真己(愛工大名電高)
及川瑞基(専修大) vs. 松平賢二(協和発酵キリン)
御内健太郎(シチズン時計) vs. 松平健太(木下グループ)
田添響(専修大) vs. 平野友樹(協和発酵キリン)
岸川聖也(ファースト) vs. 軽部隆介(シチズン時計)
森薗政崇(明治大) vs. 坪井勇磨(筑波大)
丹羽孝希(スヴェンソン) vs. 吉田雅己(協和発酵キリン)
山本勝也(リコー) vs. 渡辺裕介(明治大)
上田仁(協和発酵キリン) vs. 上村慶哉(早稲田大)
大島祐哉(木下グループ) vs. 吉村真晴(名古屋ダイハツ)
緒方遼太郎(早稲田大) vs. 張本智和(JOCエリートアカデミー)
徳永大輝(鹿児島相互信用金庫) vs. 定松祐輔(中央大)

13:20〜 ●女子ダブルス5回戦
13:55〜 ●男子ダブルス5回戦

15:00〜 ●女子シングルス6回戦
15:50〜 ●男子シングルス6回戦

17:10〜 ●女子ダブルス準々決勝
17:45〜 ●男子ダブルス準々決勝



01月18日(木) 23時30分

男子シングルス4回戦、水谷、張本はストレートで勝利

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張本はシニアでも1ゲームも落とさず勝利

松山は0-2から4ゲーム連取し5回戦進出

大逆点で勝利した緒方

●男子シングルス4回戦(一部) 
水谷(木下グループ) 6、2、8、5 宮澤(JA十日町)
田添健(専修大) 7、-9、10、-10、7、6 高木和(東京アート)
藤村(日鉄住金物流) 6、6、8、-16、9 村松(東京アート)
松山(愛知工業大) -9、-3、9、9、8、7 硴塚(早稲田大)
戸上(野田学園高) -8、-10、-8、6、7、5、11 三浦(筑波大)
松平(協和発酵キリン) 3、6、8、8 曽根(愛工大附中) 
松平(木下グループ) 8、7、6、8 滝澤(岡谷市役所) 
平野(協和発酵キリン) 9、6、-9、-8、-7、1、6 千葉(埼玉工業大)  
岸川(ファースト) -6、10、-9、9、7、5 吉田(東京アート)  
丹羽(スヴェンソン) 8、-12、7、7、5 五十嵐(遊学館高)
森薗(明治大) 9、5、4、-5、7 鹿屋(リコー)
上田(協和発酵キリン) 6、4、3、8 田中(愛工大名電高)
吉村(名古屋ダイハツ) 8、4、7、4 柏(関西高)  
緒方(早稲田大) -6、-4、-8、7、9、12、12 森本(協和発酵キリン) 
張本(JOCエリートアカデミー) 8、5、2、8 森田(シチズン時計)  
大島(木下グループ) -7、-6、7、-10、7、10、7 町(シチズン時計)
定松(中央大) 10、12、7、-5、-4、6 吉村(愛知工業大) 

男子シングルス4回戦、水谷、張本、丹羽などの優勝候補が早々と勝利する中、最後に5回戦進出を決めたのが緒方(早稲田大)。森本に3ゲームを連取され後がない緒方だったが、3ゲームを奪い返し勝敗は最終ゲームへ。マッチポイント握りながら勝利を意識したのか、YGサービスのミスで森本に追いつかれるも、14-12で森本を振り切り5回戦進出を決めた。


01月18日(木) 18時22分

女子シングルス4回戦、優勝候補は順当に5回戦へ

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カットの石垣はストレート勝ち

昨年優勝の平野は木村に勝利

カット対決を制した橋本

石川は苦しみながらも5回戦へ

●女子シングルス4回戦 
平野(JOCエリートアカデミー/大原学園) 8、4、-6、6、10 木村(四天王寺高)
笹尾(横浜隼人高) 9、-6、2、6、5 宋(中国電力)
松澤(十六銀行) 7、7、-6、8、-7、6 長崎(JOCエリートアカデミー) 
前田(日本生命) 5、-7、10、8、8 加藤知(十六銀行)
加藤(日本ペイントホールディングス) 9、9、7、-9、-9、3 木村(山陽女子高) 
佐藤(ミキハウス) 8、-7、-7、4、11、6 池上(愛媛銀行)  
橋本(ミキハウス) 2、5、4、7 上村(日本大)
伊藤(スターツSC) 9、4、6、1 秋山(愛知みずほ大瑞穂高)
平(日立化成) -6、9、-9、11、-10、13、10 森薗(日立化成)
安藤(専修大) 8、6、8、7 三橋(日本体育大)
石垣(日本生命) 13、9、5、7 高原(日本大)
木原(JOCエリートアカデミー) 9、-11、10、5、7 鈴木(日立化成)  
早田(日本生命) 5、8、-4、8、-7、2 松本(サンリツ)  
石川(全農) 8、9、-6、-7、10、3 阿部(早稲田大)   

 スーパーシードにとって初戦となる女子シングルス4回戦。昨年優勝の平野(EA/大原学園)ら強豪選手が続々と登場となり、石川(全農)は阿部(早稲田大)に苦しみながらも勝利をあげた。

 バックの変化とフォアスマッシュを武器にする阿部は、初戦の相手としては嫌な相手。2-2となった5ゲーム目もリードを奪われるなど、苦しい展開となったが、ジュースで5ゲーム目を奪うと、6ゲーム目は完全に石川のペース。台から若干距離を取り、ゆっくりと両ハンドでつなぎ、浮いたボールは逃さず決定打を放つプレーで、初戦の勝利を決めた。


橋本(ミキハウス)と上村(日本大)のカット対決は、第1ゲームから促進ルールに。ツッツキにミスがなく、低い弾道のスマッシュの決定力もある橋本が、着実に得点を重ねる。それでも第4ゲームは、上村が持ち味の変化ツッツキからの攻撃を決めるなど、善戦を見せた。「スーパーシードのところまで来たいと思っていた。競ることはできなかったけど、やれることはやった。強い選手と対戦できたのは良かった」(上村)。


01月18日(木) 17時36分

男子ダブルス4回戦、松山/木造がカットペア御内/村松をくだす

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カットペアを倒し5回戦へ駒を進めた松山/木造

●男子ダブルス4回戦(一部)
丹羽/酒井(スヴェンソン/明治大) 6、8、8 戸上/宮川(野田学園高)
水谷/大島(木下グループ) 4、2、6 中橋/星(鶴岡東高)
宇田/張本(EA/大原学園・EA) 9、5、6 加藤/青柳(専修大)
松山/木造(愛知工業大/愛工大名電高) -9、5、-9、8、9 御内/村松(シチズン時計/東京アート)
上田/吉田(協和発酵キリン) -10、9、8、12 濵川/松下(日鉄住金物流)
松平/田添健(木下グループ/専修大) -4、12、6、9 英田/厚谷(個人/信号器材)
松平/森本(協和発酵キリン) 6、-9、5、-10、11 柴田/加藤(フジ)
藤村/吉村(日鉄住金物流/愛知工業大) 8、-10、11、9 鹿屋/有延(リコー)

男子ダブルス4回戦、水谷/大島は中橋/星の高校生ペアに快勝し明日の5回戦進出を決めた。
松山/木造はカットペアの御内/村松にゲームオールで勝利。昨年準優勝の藤村/吉村も5回戦へ進出を決めている。


01月18日(木) 16時27分

女子ダブルス、鈴木/安藤が第1シードの平田/永尾を破る

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第1シードを破って喜ぶ安藤(左)と鈴木

橋本(左)/佐藤は5回戦へ

●女子ダブルス4回戦(一部)
鈴木/安藤(日立化成/専修大) 2、5、-10、-14、11 平田/永尾(アスモ) 
早田/伊藤(日本生命/スターツSC) 10、7、9 福島礼/福島彩(高知工科大)
田代/前田(日本生命) 5、8、7 鳥居/藤井(愛媛銀行)
平/松本(サンリツ) 7、5、10 岩越/柴田(希望が丘高)
土田美佳/宋(中国電力) 10、-7、6、-10、14 松澤/高橋(十六銀行)
松平/木村(ミキハウス/四天王寺高) 4、7、-10、5 中尾/椛澤(エクセディ)
梅村/塩見(四天王寺高) 4、10、-9、9 伊藤/瀬山(中央大)
大矢/天野(サンリツ) 10、-8、8、4 土井/土田美紀(中国電力)
佐藤/橋本(ミキハウス) 2、-9、2、5 阿部/徳永(早稲田大)


女子ダブルス4回戦、鈴木/安藤が昨年度のチャンピオン・平田/永尾をゲームオールジュースの大接戦の末に破り明日の5回戦に駒を進めた。5回戦では世界選手権銅メダルの早田/伊藤に挑む。
佐藤/橋本は順当に5回戦進出を決めた。


01月18日(木) 15時07分

男女ダブルス3回戦、佐藤/橋本は4回戦へ

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4回戦進出を決めた佐藤/橋本

鈴木/安藤も玉石姉妹ペアをくだす

高校生ペアに敗れた北川/佐藤

三浦/坪井にあと1歩と迫った横谷/篠塚

●女子ダブルス3回戦(一部)
鈴木/安藤(日立化成/専修大)10、8、7 玉石美/玉石幸(エクセディ)
松平/木村(ミキハウス/四天王寺高) 12、10、-7、-4、8 長崎/木原(JOCエリートアカデミー) 
佐藤/橋本(ミキハウス) 8、6、4 野村/大島(愛み大瑞穂高)
三條/熊中(青山学院大) 9、-7、5、6 河村/小道野(アスモ) 
松澤/高橋(十六銀行) 7、2、5 松井/青木(横浜隼人高)
梅村/塩見(四天王寺高) 6、-9、7、-7、9 田中/佐藤(エクセディ)
岩越/柴田(希望が丘高) -7、7、8、8 北川/佐藤(豊田自動織機)

●男子ダブルス3回戦(一部)
戸上/宮川(野田学園高) 4、-10、8、-9、9 岩城/福山(中央大/れいめい高)
中橋/星(鶴岡東高) 6、-8、8、10 五十嵐/出雲(遊学館高) 
三浦/坪井(筑波大) 8、9、-10、-14、10 横谷/篠塚(愛工大附中)
御内/村松(シチズン時計/東京アート) 6、-9、5、5 柳澤/田野邊(鶴谷病院)
高見/田中(愛工大名電高) 6、10、-8、-4、6 鈴木/鈴木(栃木銀行/大田原市シルバー人材センター)
稲木/手塚(静岡学園高) 9、-9、9、5 森田/軽部(シチズン時計)
英田/厚谷(個人/信号器材) 6、-8、5、-9、8 三上/浅利(遊学館高)
神/町(シチズン時計) -12、9、-4、4、7 坪口/馬渡(鎮西学院高教員/鎮西学院高)

女子ダブルス3回戦、カットペアの佐藤/橋本(ミキハウス)は橋本の卓伸クラブの後輩・野村/大島(愛み大瑞穂高)をストレートで退け4回戦進出を決めた。ジュニア優勝の長崎と3位の木原のエリートアカデミーペアは松平/木村にゲームオールと迫るも惜しくも敗れ4回戦進出ならず。

男子ダブルス3回戦、中学生ペアの横谷/篠塚が三浦/坪井の大学生ペアに最終ゲーム5-9からジュースに持ち込むもあと一歩及ばず。惜しくも3回戦で敗退となった。


01月18日(木) 13時43分

完全優勝成る! 森薗/伊藤が決勝もストレート勝ち

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●混合ダブルス決勝
森薗政崇/伊藤美誠(明治大/スターツSC) 8、9、11 軽部隆介/松本優希(シチズン時計/サンリツ)

混合ダブルスは森薗/伊藤ペアが初優勝!
森薗/伊藤は得意の台上プレーで優位に立ち、伊藤のアップダウンサービスが要所で効いた。7−3のリードから挽回され、9−8まで挽回された2ゲーム目は、10−9の2回目のゲームポイントで森薗が大きく回り込み、バックストレートへの鮮やかなカウンタードライブ。大きくガッツポーズを決め、ゲームカウント2−0でリードした。

3ゲーム目は軽部/松本が5−1とリードしたが、森薗ペアが6−6に追いつき、9−7と逆転。9−10と再び逆転されてゲームポイントを取られたが、10−10に追いつく。ここから森薗がストレートへのチキータ、巧みなバックストップなどで12−11とし、最後は森薗のフォアドライブが決まった。

満面の笑顔を見せる伊藤の横で、ホッとしたような笑顔を見せる森薗。技術面、精神面ともお互いの長所がうまくハマった森薗/伊藤ペア。強豪ペアがひしめく今大会の混合ダブルスで、1ゲームも落とさない完全優勝を飾った。


01月18日(木)

ジュニア女子優勝は長崎美柚、昨年の雪辱果たす!

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ジュニア女子の表彰

大逆転で優勝を決めた長崎

惜しくも敗れた塩見

●ジュニア女子決勝
長崎美柚(JOCエリートアカデミー) −5、−5、11、5、8 塩見真希(四天王寺高)

ジュニア女子を制したのは、昨年度準優勝の長崎美柚!
塩見の堅い守りに両ハンドドライブのミスが続き、サービス・レシーブも安定しなかった長崎。大量リードを許して2ゲームを連取されたが、3ゲーム目からバックの逆チキータや、塩見のバックサイドに食い込むような流すバックブロックなど、バックハンドに変化をつけた。

一方、準決勝では木原を大逆転で破った塩見は、3ゲーム目から優勝を意識したか、プレーが守勢に回った感があった。最終ゲーム、長崎5−3のリードで塩見がタイムアウト。7−4という勝負の分かれ目で、またも長崎の流すようなバックハンドが、塩見のミスを誘う。10−7でチャンピオンシップポイントを握った長崎が、10−8で塩見のサービスをレシーブドライブで狙い打ち、歓喜のガッツポーズ!

準々決勝から3試合連続でゲームオールの接戦を制した長崎。昨年の雪辱を果たす、見事な優勝だ。


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